『第九・An die Freude(歓喜の歌)』へのつぶやき・・・・『第九』と外山雄三イズム/平和への願い:2021.8.16号
<40年前 第九出演10回連続で頂いたサイン入り写真>
8月15日・・・終戦後76年が過ぎた。
たった76年である。というのも、昭和20年以前に生まれた方、つまり76,7歳以上の方は、終戦以前の生まれである。
友人の中にも、お父さんやお兄さんを戦争で亡くされた方も多くいる。また空襲でお母さんを亡くされた方もいる。
お宅に伺えば、仏壇の近くには必ず”遺影”が飾ってある。小学校の時幼なじみの家で見た「海軍(水兵)姿の青年」の写真は決して忘れない。
平和な世の礎を築いてくださった、多くの御霊に感謝の合掌を忘れてはいけない。
◎今回は、平和への願いの活動をしている「外山雄三先生」を取り上げてみた。
私は、かつて外山雄三先生の指揮にてベートーヴェン『第九交響曲』を10年連続で歌わせていただいた。・・・もう半世紀近く前になってしまった!
外山先生は、作曲でも数多くの曲を世に出していて、
私も「外山雄三 オーケストラ集」というCDを持っている。
先生は政治にも深く関心を持たれ、平和への願いを強く世に訴えている。
『第九』にあるように、「人類はみんな兄弟だ。何百万人の人々よ集まり立ち上がれ」!
と、『日本国憲法第9条』の全文に曲をつけたり、『あたらしい憲法の話』に曲をつけた合唱曲を発表してみえる。
『第9条』の条文をそのまま歌にしたので、暗記できたという方も多いと聞く。
私の持っているCDの『花を捧げる』という曲も反原爆・・・平和へのメッセージが歌われている。
<youtubeから 『新しい憲法のはなし』合唱曲を聞いてみてはいかがでしょうか>