反田先生 渾身のコンサート ♬ 素晴らしいテノールの響き :2022.6.11号
♬ Concert for you ♪
ー新しい季節に向かってー
6月11日 土曜日 岡崎市シビックコンサートホールにて開催された。
6名の演奏者であり、フルート独奏、ヴァイオリン独奏、ピアノ独奏、ソプラノ独唱、テノール独唱など、テノール独唱以外は、若い演奏者でホールでの演奏体験の場でもあった感じであった。
日頃の練習の成果を、コンサートというステージで演奏・独唱する機会を得て力試しと行った所であろう。
しかし、テノール独唱は違う!!
独唱は、反田憲男 75歳の大ベテランであった。
彼は、我々岡崎フロイデ男声合唱団の指導者でもあります。
カンツォーネを得意とし、そのテノールの響きは若者をも圧倒する声量であった。
今回、75歳でコンサート出演に際し、相当意気込んで練習と研鑽を積み重ね、コンサートに臨んだのであった。
〇先生の出番である。
やはり元教諭であったので、舞台でのおしゃべり(曲の紹介など)は、お手の物であり、落ち着いていた。
75歳ともなれば、歌手のみならず後期高齢者の入り口になり、「気力」「体力」「声力」は、確実に低下の一途を歩んでいる。
この下り坂にストップかけるのは、「気力」というか”向上心”であろう。
だから、今回のコンサートにかける先生の意気込みは、相当であった。
◎素晴らしい声量
◎テノールとして高音の響きもあり、音も全く下がらず、体力・のどの筋力を相当鍛えたことが垣間見えた。
<歌った曲名>
・私の偶像である人の周りに(作曲:チェスティ)
・愛に満ちたおとめよ(作曲:ドゥランテ)
・愛しい女よ(作曲:ジョルダーニ)
・泣かない女(作曲:デ・クルティス)
・いのちの歌(作曲:村松崇継)
聴衆(観客)から思わず !!ブラボー!!の掛け声だ飛び出したのも、当然であった。
素晴らしい渾身のテノールの響き!!
ありがとうございました。
われわれも、先生に負けじと練習をしなくては!!