岡崎フロイデ男声合唱団 公認ブログ

愛知県岡崎市を中心に活動をしている男声合唱団です。

遥かなるロシアの大地から♫ 10.シェラザード ♪    :2019.4.13号

第3回ふれ愛コンサートは、2019年9月21日 土曜日 岡崎市シビックセンター コロネットホールで開催することは、既にお知らせしました。

コンサートのプログラムについては、みんなで頭を寄せ合って考えています。

乞うご期待ください。

コンサートで歌う「ロシア音楽メドレー ♪遥かなるロシアの大地♫」全15曲の説明を順次行っていますが、今回は ”10. シェラザード”です。


10. シェ(エ)ラザード  CHEHERAZADE

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リムスキー=コルサコフ

 

1、“遥かなるロシアの大地”から 「シェラザード」の歌詞

♪愛のおとぎ話 すべてを数えれば千と一つ 今宵も語るは 美しきシェ(エ)ラザード♫

いつも何気なく歌っていた「シェ(エ)ラザード」という曲の歌詞。短い歌詞の内容が、どんなことを表しているのか、はっきりわからなかったので、調べてみました。

 

2、我々が歌う「シェラザード」

『交響組曲「シエ(エ)ラザード」作品35(作曲:リムスキー=コルサコフ)の主要な一節。

◎曲目解説(概要): 

CD添付の解説書から参考・引用しました。

絢爛、目もくらむような色彩的なオーケストレイションの名人といえば、真っ先に思い出されるのがリムスキー=コルサコフ(1844-1908)。その第一人者であるリムスキーが持てる才能と技巧のすべてを惜し気もなく傾けてかいた、豪華なアラビアン・ナイト絵物語が「シェエラザード」である。作曲年代は1888年。

○《愛のおとぎ話 すべてを数えれば千と一つ》とは?

  これは、いわゆる「千夜一夜アラビアン・ナイト)」を意味している。

 <お話>

昔々、トルコ王シャーリアルは女性の偽善的な性格を憎み、彼の妃になった者をすべて初夜に殺してしまった。ところが何番目かの妃に選ばれたシェ(エ)ラザードは、毎晩のように面白い物語を聞かせてシャーリアル王の気をそらし、とうとう千一夜の間、話を続けてしまった。いわゆる「千夜一夜」(アラビアン・ナイト)である。王は優しいシェ(エ)ラザードの心に包まれているうちに、すっかり残忍な復讐心を消していたいうことだ。

組曲の楽章

第1曲; 海とシンドバッドの船

第2曲; カランダ―王子の物語

第3曲; 若き王子と王女

第4曲; バクダッドの祭り、海、青銅の騎士の岩での難破、終曲

3、リムスキー=コルサコフ

  ロシアの作曲家。色彩感あふれる管弦楽曲や民族色豊かなオペラを数多く残している。

4、CD: ムステイスラフ・ロストロポーヴィチ指揮  パリ管弦楽団

     ・収録曲 交響組曲シェエラザード」、「スペイン奇想曲