2014歳時記: ニンジンの花 : 2014/06/28号
きょうの花は、私の畑で育てている『ニンジン』の花です。
○ お話し :
このニンジンの種類は、「紫ニンジン」といい、赤いニンジンと異なり紫色の人参が採れます。とは言っても、中味全てが紫色でなく、外側のみ紫です。ジュースにすると紫色のジュースが出来上がります。
早春に実り収穫した残りのニンジンに、きれいな花が咲いたのです。
花が余りにも綺麗で近所の奥さん達が珍しがって、多くの方が採りにきます。
小さい花が集まって一つの花になり、それが沢山集まって、大きな一輪の花になっています。
セリ科だそうで花もセリ科の花々ににています。
私もお墓に供えました。
勿論、今は春に種を播いたニンジンの収穫時期です。赤いニンジンと紫ニンジンの新鮮な味を楽しんでます。
○ 昔話から: ニンジン・ゴボウ・ダイコン(野菜三兄弟)のお話
むかしむかしのお話しだとさ。
ニンジンとゴボウとダイコンの三兄弟が野良仕事を終え家に帰ってきました。
「やれやれ」。汗を流しさっぱりしようと、おふろをわかして入りました。
一番上のお兄ちゃんゴボウは、「熱い・熱い」といって、真っ黒などろんこのまま、“どぶん”と入ったのですが、熱くてすぐにおふろから飛び出してにげてしまいました。
真ん中のお兄ちゃんのニンジンは、“江戸のお風呂”のような熱い湯をがまんしてじっとおふろにつかっていたので、真っ赤にのぼせてしまいました。45℃位でしょうかね?
一番年下の妹のダイコンは、おふろの湯かげん(大凡40℃位でしょうか)もちょうどいいくらいだったので、ゆっくりとおふろに入り、体もきれいにごしごしとあらうことができたので、真っ白になることができました。湯美人ですね。
それで、ゴボウ、ニンジン、ダイコンはそれぞれ、黒く、赤く、白くなったというわけです。
昔話はおもしろいですね!
おしまい。
(インターネットからの記事を参照して作成)